リラックスは“ぜいたく”じゃない、“必要”なことです

忙しさを理由に後回しにしていませんか?疲れの根本をゆるめる習慣づくり

毎日やることに追われて、気がつけば夜。

「あー、今日もゆっくりできなかったな」なんて思いながら、また次の日を迎える——そんな日々を過ごしていませんか?

でも、ちょっと立ち止まって考えてみてほしいんです。 リラックスって、ぜいたくじゃなくて、私たちにとって“必要な時間”なんです。

実際にはリラックスって、意外にできていないことが多いんです。忙しさに追われる毎日や、常に何かを考え続ける習慣が、心も体も緊張を解きにくくしてしまうんですよね。

たとえ「リラックスしなきゃ」と思っても、どうしても他のことが気になってしまったり、頭の中がいっぱいで、なかなかリラックスできない。そんな経験、ありませんか?

 

□ リラックスが不足すると、体と心にどんな影響が?

・寝ても疲れが取れない 

・肩こりや頭痛が続く 

・些細なことでイライラしてしまう 

・気持ちが落ち込んでしまう
→朝起きたとき、夜寝る前に3回ゆっくり深呼吸するだけでも効果的です。

 

こういった不調は、単なる「疲れ」じゃなくて、“緊張が抜けていない”サインかもしれません。

□ リラックス=「体の緊張をゆるめること」

リラックスというと、温泉に行くとか、好きな音楽を聴くとか、人によってさまざまですよね。 でも、共通しているのは、「呼吸が深くなる」「体の力が抜ける」ということ。

逆に言えば、体のこわばりがゆるむと、心も落ち着いてくるのです。

□ リラックスのために、今日からできる3つの習慣

①深呼吸を意識する時間をつくる

②体を温める
→シャワーだけで済ませず、湯船に入る日を増やすのも◎
(酵素風呂は、体の深部からじんわり温まり、緊張をほぐして“リラックスモード”に導いてくれます。)

※リラックスモードとは、「副交感神経」が優位になっている状態のことです。副交感神経は、呼吸や心拍、消化などをゆるやかに整えて、体を回復モードに導いてくれる神経です。逆に、忙しいときや緊張しているときは「交感神経」が働きすぎていて、ずっとアクセルを踏みっぱなしの状態。酵素風呂のようにしっかり温まることで、ブレーキがかかり、ほっと力を抜く時間が生まれます。

③“今この瞬間”に意識を向ける
→目の前のお茶の香りに集中する。歩くときに足裏の感覚を感じる。
そんな小さなことも、立派なリラックスの時間です。

なぜ、今この瞬間に意識を向けることがリラックスにつながるのか?
私たちがストレスを感じるときって、過去のことを思い出して後悔したり、未来のことを心配して不安になったりすることが多いですよね。
「マインドフルネス」や「瞑想」などが注目されているのも、今ここに意識を戻すことで、心のざわつきを一時的に静める効果があるからです。

たとえば、

・お茶の香りに集中する
・呼吸に意識を向ける
・手に触れる風の感覚に気づく

 

こうしたことを意識的に行うと、思考が落ち着き、心が少しずつ緩んでいきます。
このように、今この瞬間に意識を向けることが、リラックスへとつながる第一歩となります。

□ さいごに

「もっと頑張らなきゃ」と思う人ほど、実はリラックスが必要。
心と体に余白ができると、自然と前向きなエネルギーが湧いてきます。

疲れを我慢しないで、まずは緊張をゆるめる習慣から始めてみませんか?

 

私たちのサロンでは、そんなお手伝いができればと思っています。